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Objet1000で3Dプリントされた自転車。

コンシューマーグッズ業界での活用事例

3Dプリンティングは素晴らしい製品を、より良くします

正確なプロトタイプを制作する近道は、3Dプリンティングです。製品デザインをより早くより良くし、デザイナーがより自信を持てるようになる方法を学びましょう。

Fenderは、Objet 3D プリンタでラピッドプロトタイプコストを半分にカット

“初めに弊社製品を手に入れて、それが適切な製品であることを確認することはFenderにとって本当に重要です。Objet Eden350Vを使って社内でラピッドプロトタイプを行うことができることは、両方の面で大きな影響を与えています。”
- Shawn Greene、上級産業デザイナー、Fender

3Dプリントしたコンシューマ・グッズFender

楽器会社がObjet Eden350Vを活用して製品開発をスピードアップ、てデザインの質を向上

Fender Musical Instruments Corporationは、StratocasterやTelecasterを含むソリッドボディのエレキギターなどの弦楽器やアンプのデザインと製造を行っています。同社は、アコースティックギター、エレクトリックベース、マンドリン、バンジョー、バイオリン、さらにギターアンプ、ベースアンプ、PA(パブリックアドレス)装置を作っています。Avril Lavigne、Elvis Costello、Eric Clapton、Pete Townsend、Stingは、Fenderの機器を使用することで知られているアーティストの一部です。

エンジニアは楽器がどのような音を出すかに焦点を当てるのに対して、Fenderの工業デザイナーのグループは、楽器がどのように見えるかに取り組んでいます。デザインは、Fenderのビジネスの極めて重要な要素です。同社は、新しい概念を探り、デザインを作り出し、プロトタイプを行い、テストを行うモデルショップを完備した会社独自の社内デザインセンターを維持しています。Fenderの上級工業デザイナーShawn Greene氏は、この取り組みで重要な役割を果たしています。

“アーティストや、場合によってはプロのミュージシャンと取引を行っているため、弊社の楽器や機器のすべては、いい音を出すのと同様に見栄えが良くなければなりません、” とGreen氏は述べています。“弊社のデザイングループは、異なる色、グラフィックス、使用する金属やプラスチック部品の種類を探るために、マーケティングと密接に連携しています。製品に対して何かを費やす前に、たくさんのコンセプトワークと研究を行い、正しいフィット感と製品であることを確認します。”

ボリュームやコストが上昇したことで、Fenderは社内でラピッドプロトタイプを行うことにしました

3DプリントコンシューマグッズFender

3Dラピッドプロトタイプは、長年にわたってFenderのデザインプロセスの一部となっており、最近まで同社はこの作業をサービスビューローにアウトソーシングしていました。しかしながら、Green氏とそのチームは、アウトソーシングの時間と費用に不満をもっていました。“ラピッド”プロトタイプが帰ってくるまで1〜2週間かかることが多く、この時間の遅れによって実際にプロジェクトがスローダウンしていました。2007年終わりまでに、Fenderの取扱量は、Green氏が社内でラピッドプロトタイプ技術を導入するよう勧めるところまで伸びました。

同氏のマネージャーが合意し、Green氏に3Dプリントシステムのベンダーを評価する仕事を与えられました。“ディテールが、弊社にとって最も重要な基準でした”と、Green氏は回想します。“弊社の仕事の特徴として、非常にタイトなディテールが必要です。使いやすさは2番目、コストは3番目でした。弊社の部品は、コイン程度の大きさからフルのギター本体にまで及ぶため、システムがさまざまな部品サイズと素材を処理できることを確認する必要がありました。”

“1年間にわたってのアウトソーシングプロトタイプのコストを計算し、その後、社内に導入するコストを計算しました。装置や素材だけでなくスタッフの時間のコストを考慮しても、自分たちで行うことで弊社のコストを大幅に減らすことができると結論付けました”と、Green氏は説明しています。

サービスビューローは、Objet 3D プリンタを最良の選択として推奨

Green氏は、3Dプリンタ・ベンダーの提案のためにFenderが使用していたサービスビューローと相談しました。ずばぬけて共通する勧告は、Objet 3D プリンティング・システムでした。 

“弊社のサービスビューローが使用していた装置のことはよくわかっていました。そのため、特定のプリンタで作られた優れた部品のことも調べました”と、同氏は言います。“仕上がりが生の状態だったため‘ファジーパーツ’ と呼ぶ部品を作製するプリンタのブランドが1つありました。–そのベンダーを選択肢から却下しました。一方、Objet 3D プリンタの部品には常に満足していました。”

Green氏は最終的にObjet Eden350V 3Dプリンティング・システムを選びました。Objet Eden 3D プリンタは、市場で最も生産的な柔軟かつ高品質の3Dプリント機能を提供しており、製品設計から製造サイクルを圧縮します。Objet Edenで見つけたPolyJet 3Dフォトポリマー噴射技術では、わずか16ミクロン(0.0006”)の水平層が可能であり、厚さ0.1〜0.3mmまでの非常に細かい超薄壁のプロトタイプを作製します。

Objet Edenは、CAD/CAMプロセス全体にわたって迅速かつ簡便に、高品質の3Dモデルを提供するよう設計されています。フルで350 X 350 X 200mmのビルドサイズで、1つのビルドで、単一の大型モデルや複数の小型モデルを作製する柔軟性があります。 

Green氏によると、同社のObjet Eden350Vを使うことで、Fenderのデザインチームは、数週間ではなく数時間で部品をプロトタイプできます。–そのため、より多くのことができるようになりました。“小型のギター部品やアンプのノブからアンプのシャーシや新しいギターのボディデザインまであらゆるものをプリントしています”と、同氏は説明しています。“一晩で多くのプリントを行います–退社前にセットしておくと、朝出社すれば部品の準備ができています。プロジェクトに取りかかる際、これらのプロトタイプがすぐに戻ってくることで勢いを保つことができます。アウトソーシングしてプロトタイプを1〜2週間待たなければならないと、やる気を失わせることがたまにあります。”

Green氏とそのチームは、Objet Eden 3D プリンタでプリントした部品の仕上げとディテールに非常に満足しています。“非常に小さな部品にテキストを書き込むことも表示することもできます。非常に小さな径を得ることができます。 
さらに、’素材を切り替えることも非常に簡単です–弊社では’Objetが提供するあらゆる素材を使用しています。”

Green氏は、社内でObjet Eden プリンタを所有することの主な利点を4つ挙げています。

  • 新製品や製品の機能強化のための市場製品化までの時間を加速
  • 新製品導入のためのリスクが低い
  • 製品デザインが良好でより創造的 
  • Fenderでは現在、過去にくらべてはるかに多くのラピッドプロトタイプを行っているにもかかわらず、プロトタイプのコストは半分にカット

Objet 3D プリンタを使った社内のラピッドプロトタイプで、6〜12ヶ月早く市場に新しいアンプを投入

Fenderは現在、ほぼすべての製品の部品、モックアップ、プロトタイプを作製するために、Objet 3D プリンタを使用しています。Objet Edenでプロトタイプを作製した最近の成功例の1つは、G-DEC®(ギターデジタルエンタテインメントセンター)アンプで、“ベストニューインストゥルメントアンプ”と呼ばれ、Music& Sound Retailerによるものです。 

“金型にお金を使うずっと前はにアンプの多くの部品とノブのプロトタイプを作製でき、最初のG-DECのモックアップは1ヶ月以内で終了しました”と、Green氏は述べています。“その後、ミュージシャンや小売業者とのフォーカスグループをいくつかマーケティング部門と作業を行い、同製品がターゲットに合っていることを確認しました。若干の調整の後、すぐに金型に移行することができました。全体のプロセスは、約6ヶ月かかりました。”

Green氏のチームのより一般的なプロジェクトは、既存製品の新機能をデザインするものです。最近、Fenderのマーケティングチームは、Green氏に対して、アンプの新しい人間工学的ノブをデザインするよう依頼しました。Objet Edenを社内で所有する前は、Green氏は、CADソフトウェアを使用していくつかの代替案を作成し、マーケティングにCAD図面を示して選択してもらいました。人間工学的ノブのプロジェクトでは、Green氏は、CADを用いて10種類の代替案を作製し、プリントアウトし、それぞれのプロトタイプをペイントし、実際のアンプに取り付けることができました。“プリントたプロトタイプの仕上げは良好であったため、オフィスにあった本物のアンプのノブにまさに取り付け、マーケティングスタッフがそれぞれを試してみて、どれが最もよく見えてよく感じたかを確認させることができました。これは、–社内顧客–であるマーケティングチームにとって非常に良い経験でした。その結果、消費者にとってより良い製品をもたらすことになったのです”と、Green氏は述べています。“さらに、多くの時間、コストとリスクを減らすことができました。どのノブが目的にとって最善かを推測する必要はありませんでした。”

“Objet Eden350Vを所有する前は、モックアップだけで、6〜12ヶ月かかっていました。さらに、マーケティングから変更要求があれば、新たなプロトタイプを待つため、プロジェクトにさらに時間がかかっていました。肝心なことは、社内でObjet 3D プリンタを持つことでFenderが6〜12ヶ月早く市場にG-DECアンプを投入するのを助けたということです”と、Green氏は説明しています。

頻繁にプロトタイピングを行うことで、製品デザインを向上させることができます

Objet Edenはまた、Fenderがやり直しや再金型を行わなくてもすむよう助けました。一つ注目すべき例は、アンプのライトアップフロントパネルでした。Green氏は、部品をデザインし、次にObjet FullCure® 720 Transparentマテリアルを使ってフロントパネルのプロトタイプをプリントしました。既存のアンプの前部にプロトタイプを取り付け、異なるタイプの光でそれをテストしたところ、その光が思っていたように屈折していないことに気づきました。その結果、同氏は元に戻り、かなりデザインを調整しました。“昔だったら、コストと時間がかかりすぎるという理由で、このような部品のためにプロトタイプを作るなんていうことはしなかったでしょう”と、Green氏は言います。“その問題に気付くまでに既に金型にコストを払い、さらにツールの修正費用にも支払いをしなければならなくなっていたことでしょう。社内で迅速にプロトタイプを作製することができるため、1つのプロジェクトに大金を投じることがなくなりました。”

“初めに弊社製品を手に入れて、それが適切な製品であることを確認することはFenderにとって本当に重要です”と、同氏は付け加えています。“Objet Edenを使って社内でラピッドプロトタイプを行うことができることは、両方の面で大きな影響を与えています。”

Green氏によると、時にはFenderのデザイナーも、ストックがなくなれば、Objet 3D プリンタで、モックアップのため、テスト中の他の製品のために、実際の部品のサンプルをプリントすることがあります。“工場から発注して、待っている代わりに、自社のObjet Edenで部品をプリントするだけです、とGreen氏は述べています。“迅速かつ簡単な上に、顧客の在庫から奪うこともありません。”

Objet 3D プリンタは、デザインチームが迅速に新しいアイデアを探求するのに役立ちます

Green氏は、社内でObjet 3D プリンタを所有することの最大の利点について、自分のチームが新しいアイデアをすぐに探求することができることを挙げています。“社内にObjet Eden350Vを持つことで、より多く試すことができることを意味します。多くの自由度と創造的な裁量範囲がたくさん与えられます。新しい最先端のアイデアがある場合、それをデザインして、ほんの数時間でプロトタイプを手に入れることができます。仮にうまくいかなくとも、1週間費やすのではなく、午後を使うだけです。”

Fenderのマーケティングスタッフは、Objet 3D プリンタにべたぼれです。“マーケティングとの会合を終えて、その翌日に、試作品をマーケティングに示すことができます”と、Green氏は述べています。“マーケティングスタッフは、今ではコンセプトから実物にすぐに行けることに驚いています。”

“一日中紙で何かを示すことができます”とGreen氏は付け加えます。”しかし、触ることのできる何か実物を渡すことができれば、相手は本当に興奮するでしょう。” Green氏はまた、Objet Edenが、Fenderに対して、その顧客により良い製品を提供することを助けたと考えています。“今では、さらに多くのプロトタイプを作製しており、弊社のデザインに絶対的な影響を与えていると感じています。理由は、プロトタイプによって、部品の見栄え、感触、機能を改善するために、デザインプロセスを通してほとんど調整することないためです。”

“Objet 3D プリンタを‘お気に入りのおもちゃ’”と呼んでいます、とGreen氏は付け加えます。“人々が見学でFenderを訪れると、必ずそれを見せます。”

量が増えても、ラピッドプロトタイプのコストは、Fenderがアウトソーシングしていたときの半分です。

Fenderが現在行っているラピッドプロトタイプの量が大幅に増加しても、Green氏によれば、そのコストは同社が仕事をアウトソーシングしていたときの半分です。それを頻繁に使用しているにもかかわらず、FenderのObjet Edenの性能は磐石です。“18ヶ月間で、一度もダウンしていません”と、Green氏は述べています。

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