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Stratasysは、3Dプリンティングの世界的リーダーであり、その最大のファンです。

Stratasysは、3Dプリンティングの価値やそのパワーだけでなく、世界にもたらす変化を確信しています。

当社は、製造業者にとって不可欠な3Dプリンティングを、設計者や教育者が使えるようにして、メーカーにインスピレーション与えるようなシステム、素材、コミュニティを構築します。

ニュースリリース

2014年6月18日

米国の制作会社「Legacy Effects」が
ストラタシスの3Dプリンタ「Objet500 Connex」を活用して
映画「ロボコップ」のスーツを作成


3DプリンタメーカーのStratasys Ltd.(Nasdaq: SSYS、以下ストラタシス) は本日、米国の制作会社「Legacy Effects」が手掛けた本年の大作映画「ロボコップ」のスーツ制作において、ストラタシスのマルチマテリアル3Dプリンタ「Objet500 Connex」が重要な役割を担ったことを発表しました。

このビデオでは、Legacy Effectsが ストラタシス のマルチマテリアル 3Dプリンティングを活用したロボコップのスーツ制作を解説します。

ロボコップのプロダクション・デザイナーは、ロボコップの非常になめらかなスーツの3Dデザインを実現するため、映画の特殊効果を専門に扱う米国ハリウッドの制作会社「Legacy Effects」に依頼しました。同社はこれまでにストラタシスの3Dプリンティング技術を活用して、大型スクリーンに投影される数多くの印象的な映画キャラクターに命を吹き込んできた実績があります。

Legacy Effectsは、ストラタシスのObjet Connex マルチマテリアル 3Dプリンティング技術を使用して、ヘルメットからブーツに至るまでロボコップのスーツのあらゆる部分をマスターモールドパターンとして作成しました。これらのパーツを鋳型として、他のマテリアルをモールディングし、さまざまなシーンに応じたスーツが作成されました。

さらに、映画で使用されたスーツの中にはストラタシスの3Dプリンティングによって造形された実際のパーツが90パーセントを占めるものがありました。例えば、きらめく赤いストライプがあしらわれているブラックバージョンのロボコップ・スーツのヘルメットの印象的なバイザーをはじめ、映画で使用されたすべてのバイザーはストラタシスの透明材料(VeroClear)を用いた3Dプリントによって制作されました。

ストラタシスの3D プリンティング技術は繊細な表現を実現する唯一の選択肢

Legacy EffectsのリードデザインエンジニアであるJason Lopes氏は、制作過程における課題を3Dプリンティング技術によって解消した最良の例として、ロボコップの胸あてを挙げています。

Exo-suit

ロボコップのヘルメットバイザーには印象的な赤いストライプは、Legacy Effectsによりデザインされています。
これは VeroClear 素材を使用してマルチマテリアル 3Dプリンタ「Objet500 Connex」によって作成されています。

「まず、ロボコップの胸あてを実物大で出力できるのはストラタシスの 3Dプリンティング技術だけでした。このパーツは、ビルドトレイ全体を占める大きさでした。次 に、同じパーツの中になめらかな部分と非常に高度なディテールが混在する警察バッジやロゴなどがありましたが、これらのディテールをモールディング工程で維持する必要がありました。このレベルの複雑なディテールとシェルの硬い表面のモデリングを1 回の出力で造形できる技術はストラタシスでしか実現することができません。」

PolyJet 3D Printed Chest Plate

ロボコップの胸あてには、非常に繊細な表現が施されています。Legacy Effects 社は、ストラタシス の PoyJet 3Dプリンティング・テクノロジーだけが達成できるものと述べています。

Legacy Effectsはロボコップのスーツ制作に加え、映画で使用された「エクゾスーツ(Exo-suit)」のマスターモールドとプロトタイプパーツの3Dプリンティングを担当しました。これらのプロトタイプパーツの中に、ばねによって完全に動作する指がありますが、これらは同社が所有するストラタシスのObjet500 Connexでマルチ素材を使用し1 回のビルドで出力されました。

従来の製造プロセスよりスムーズなワークフローとより大きな柔軟性を確保

Legacy Effectsのチームは、ストラタシスの3D プリンティング技術を活用することで、手作業でのパーツ製造より格段に速く効率的に作業できるようになりました。

Jason Lopes氏は、次のように述べています。「すべてを手作業で行う場合、とても長い時間がかかるためテストを行なうことができませんでした。また、3Dプリンティングでは作業を対称にして行なうことができます。つまり、スーツの左側全体を造形してから鏡像にして、同じように右側を出力するのです。これらすべてを1つのファイルからマウスをクリックするだけで実行できますが、手作業でできるものではありません。」

近年の不景気は制作会社の予算に依然として影響を与えていますが、顧客の大きな期待に応えるためには、土壇場での変更が頻繁に発生するプロセスがあっても、製作期間をより短縮することが求められています。Lopes 氏によると、3Dプリンティングによるプロセスの高速化に加えて、工程の最終段階での変更が可能になったことで、Legacy Effects社の運営のあり方が大幅に変わりました。

Jason Lopes氏は、次のように述べています。「このような重圧に真っ向から向き合うことで、3Dプリンティングは進化を発揮します。何かがうまくいかなかった時やデザイン変更を求められた場合は、1時間以内に2つのテスト版を同時に出力できる3Dプリンタを使用してやり直すことができます。昼食から戻るとすでに完成しているのですから、これ以上に素晴らしいことはありません。」

Stratasys North America のマーケティング・ディレクターであるBruce Bradshawは、次のように述べています。「Legacy Effectsがマルチマテリアル 3Dプリンタをソリューションとして活用していることは、映画製作におけるテクノロジーの重要性が高まっていることを示しています。すべてのマテリアルを1回の出力で高速3Dプリントできる能力は、時間と費用の削減が欠かせない映画産業の要求を満たしています。しかし、レイヤーの厚みが16ミクロンで超高精細なストラタシスの3Dプリンタが本当の主役なのです。特殊効果の世界では、繊細かつ実物に近いモデルやパーツが業界標準となっており、当社のConnex マルチマテリアル 3Dプリンティング技術は、今後もトップパフォーマンスをデザイナーやエンジニアに提供してまいります。

参考資料:

Legacy EffectsのJason Lopes氏の独占インタビュー:ストラタシスの3D プリンティングの活用による「ロボコップ」のスーツとヘルメット制作

 

ストラタシス・ジャパンについて

ストラタシス・ジャパンは、米国ミネソタ州ミネアポリスとイスラエルのレホボトに本社を置く、3Dプリンティングおよびアディティブ・マニュファクチャリング・ソリューションを提供する世界的なリーディングカンパニー、Stratasys Ltd. (Nasdaq: SSYS)の子会社です。 Stratasysの特許取得済みのFDM®およびPolyJet™プロセスは、3D CADファイルなどの3Dコンテンツからプロトタイプや製品をダイレクトに生産します。 システムには、アイデア開発向けの手頃な価格のデスクトップ3Dプリンタ、プロトタイプ作成やDDM(ダイレクト・デジタル・マニュファクチャリング)向けのシステムが含まれています。Stratasysの子会社には、MakerBotやSolidscape、RedEyeデジタル・マニュファクチャリング・サービスがあります。Stratasysは世界中に1,900人以上の従業員と550件以上の取得済みまたは申請中の製造特許を有しており、その技術とリーダーシップについて25を超える賞に輝いています。

 

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